豊富なカリキュラムを通して
集団と個を磨き上げます

年少組
年少組は、親元を離れて初めて集団生活に出会う学年です。また、幼稚園教育の基礎を培う大切な時期でもあります。そのために、1クラスを20名前後として、少数教育を行います。年中組への基本的集団生活への基礎を、一人ひとりの個性に合わせて育みます。

年中組
年中組は、多くの仲間とともに、本格的な集団生活を味わう大切な時期です。年少で育まれた「個の生活」を基盤に、仲間との関わりを通して集団意識を育てることを目的とします。そのため、実際に集団づくりを経験し、その中での自分の役割や存在を子ども自身の心にしっかりと位置づけていきます。こうした経験を積み重ねることで、年長を経て、小学校生活(1クラス30名程度)への適応力を育み、集団と個の発達をより確かなものにしていきます。

年長組
年長組は、「個から集団へ、集団から個へ」と発展してきた歩みの集大成です。幼保小との連携を意識し、5歳児としての個性や能力を日々の活動の中で伸ばしていきます。仲間との関わりや生活体験を通して力を確かめ、自分らしさとやさしさを育みながら成長することを目指します。また、「静から動へ、動から静へ」とつながる心の動きを大切にし、自分と向き合い、まわりと調和して生きる力を育みます。こうして年少・年中で培った力を土台に、年長でさらに心と力を深め、幼稚園の3年間を通した豊かな成長を支えます。
カリキュラム紹介
運動・健康
遊具あそびや器具を使った運動に親しみ慣れる。運動やゲームのルールを知り、集団で楽しく遊ぶ。身体を動かすことを好きになり、運動機能を発達させることをねらいとし、年少から年長まで各学年に応じた活動を幅広く行います。年長になるとドッジボールやおすもう、マラソンなどの他に「柔術」にも取り組み、「心・技・体」の成長を目指します。夏期には年少は園舎横の年少用プールで水に親しみ、年中・年長は旧園舎(超宗寺)敷地内の12mプールで伏し浮きやバタ足などの指導も行います。
食育
「多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。深く御恩を喜び、ありがたくいただきます。」毎日、子どもたちは手を合わせて唱和してから給食をいただいています。いのちに感謝するこころを大切に、先生手作りの食育劇の鑑賞もあります。さつまいもや野菜を苗から植えて収穫、おもちつきなど、食べ物が口に入るまでの過程を体験しています。
音楽・表現
音楽に合わせて手遊び・リズム遊びを日常的に楽しむことから始まり、ハーモニカや鍵盤ハーモニカの合奏を楽しみ、劇あそびをとおして歌い方の工夫や身体表現を楽しみます。「七夕会」や「発表会」で、各学年毎の表現を保護者の方にも観ていただけます。
造形・表現
色々な素材に触れ、イメージを膨らませる。材料や用具の特徴を知って適切に使い、のびのびとした表現を楽しみます。作ったもので遊び、作品を見せ合って楽しみます。ひとりひとりの発想を生かし、力を合わせて共同製作を楽しみます。毎年秋には「作品展」を行い、クラスや学年毎に、部屋中いっぱいのスペースを使って作品づくり・表現遊びを楽しみます。
習字
年長児は自分の習字セットを持って、年間をとおして習字に取り組みます。正座して自分で墨をする練習から始まり、細くかく・太くかく・丸くかく・曲げてかく・はねる・とめる・はらう・墨をたくさん(少し)つけて書く…と各過程を経て、文字を書いていきます。担任の先生と一緒に、専任の講師が指導しています。
英語
常駐の外国人講師による正課のレッスンでは、毎月のテーマに沿って楽しい歌やゲームでリスニング力をつけ、ボキャブラリーを増やすよう活動します。その他にも、英語の先生が交代で各クラスに入って保育時間を過ごす時に、手遊びや絵本を読んでもらったりする時間を設けます。自由時間にも一緒に遊んでもらっている先生の指導なので、みんな積極的にお話を聴くことが出来ます。希望者の方には課外の英語教室もあり、多くの在園生・卒園生の方が参加されています。